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August 25, 2006

Chick Corea "RETURN TO FOREVER"

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Chick Corea "RETURN TO FOREVER"

Chick Corea : electric piano
Joe Farrell : flutes, soprano sax
Flora Purim : vocal, percussion
Stanley Clarke : electric bass, double bass
Airto Moreira : drums, percussion

1. Return to Forever
2. Crystal Silence
3. What Game Shall We Play Today
4. Sometime Ago - La Fiesta

Recorded on Feb. 2and3,1972

何度聴いても、イマジネイティブな気持ちにさせてくれる。チック・コリアが弾くエレクトリック・ピアノの音、アイアート・モレイラのドラミングが好きだ。特に、4曲目の"sometime ago - la fiesta"での奏者全員が熱く燃えていくような演奏がいい。タイトルでも判るように、スパニッシュ・テイストな曲想。その後のチック・コリアのコンサートやアルバムでは、何度も登場してくる。

このチック・コリア"RETURN TO FOREVER"が登場したことにより、1970年代初頭に「フュージョン」と言うジャンルが言われるようになった。アドリブよりもグループのトータル・サウンドを優先させた。

「毒にも薬にもならないフュージョン・ミュージック」と言う人もいるが、私もそれに近い感想を持つ。しかし、この"Return To Forever"は違う。あの"Now He sings, Now He Sobs"のピアノ・トリオ演奏、そして「サークル」でのフリー・ジャズ的な衝撃の演奏を聴かせてくれるチック・コリアがあっての、フュージョンである。

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