「但馬学研究会」 15周年を迎える
但馬学15周年の記念行事の一つとして、公開講座を行なった。会場は、コウノトリの郷公園内にある「コウノトリ文化館多目的ホール」。会員は午前10時に集合して、資料の準備や会場の準備を行なった。現在の会員28名のうち、23名が集合した。(いつもは、15名程度だが、たくさん集まるとさらに楽しい)
さて、公開講座の講師は原田憲一氏(京都造形芸術大学教授)である。テーマは「地球を巡る水と我われの暮らし」。 地球の起源、マントルによる大陸の分断、などの話から始まり、日本列島の成り立ち、自然災害と土の更新、つまり、災害は人間に厳しい試練を与えるが、一方で、土を肥沃にして恵みも与える。災害の起源、台風2億年、地震1500万年、梅雨700万年、豪雪8000年、など、それぞれの気象現象には、それぞれの発生する原因があること。当たり前の話であるが、日常、身近に起きる現象を、その起源から考えてみると、また、地球は、生きていることや環境の問題が見えてくる。
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