「梅田百貨店戦争 その2」 残された最後の一等地
ここは大阪梅田。私が写真を撮っているこの場所は「阪急グランドビル」。真下には取り壊しを目前にした阪急百貨店がある。写真右側が北方向、左側が南方向である。以前のブログにも書いたが「2011年百貨店戦争」の戦地になる場所である。左手前に「阪神百貨店」。その向こうに「ハービスプラザ、ハービスエント」が見える。これらが「阪神村」である。写真中央のビルが「アクティ大阪」大丸百貨店が営業している。そして駅プラットホームの屋根群を含む右手側に「JR大阪駅新駅ビル・空中コンコース」プロジェクトが始まり、三越百貨店が進出する。
JR大阪駅の向こうに見えるのが大阪駅北地区、通称「北ヤード」。 「都心に残された最後の一等地」と言われているエリア。こちらは、一気に開発せずに徐々に開発して行くそうだが、商業施設ばかりではなく、研究・開発・学術機能やハイグレードなホテルや住宅ゾ−ンなどとしても検討されているそうだ。2月にニューヨーク視察にご一緒したHさんは、この梅田再開発に関わる仕事をされている。H氏の考えは、文化の発信地としての機能を持たせたいと言うもの。ニューヨークの美術館や博物館、ギャラリー等を精力的にリサーチされていた。東京一極集中が加速する中で、是非、関西から芸術・文化を発信する基地になってもらいたい。私もそう願っている一人である。
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