「ニューヨーク視察ツアー報告会」 TNS交流会
TNSの交流会が大阪であった。今回のテーマは2月初めに行った「ニューヨーク視察の報告」。そしてニューヨーク駐在の松浦氏の講義「アメリカにおける販売と流通」である。最初は、松浦氏による「ニューヨーク・インターナショナル・ギフト・ショー」の報告。出店ブースの写真を写しながら、どんなアイテムが注目を集めたか、TNSメンバーの商品の受注状況などが報告される。また、松浦氏からは、毎回NYの最新情報が提供される。今回は"sweets"人気について。NYでは、チョコレート・バーやキャンディ・バーなどが流行。甘いものブームだそうだ。
松浦氏のあとは、ツアー参加者による「NYの感想」。流行の変遷、街の変化が激しい、市民が芸術に親しむための美術館運営、などそれぞれの視点での感想があった。共通していたのは、参加したメンバー同士の刺激。それぞれの異なった分野の素材、技術、アイデア、などによる今後のコラボレーションへの期待であった。
中小企業(メーカー、デザイナー等)の海外進出のネックは、人材と資金である。ニューヨーク進出を例にあげながら、アメリカにおけるマニュファクチャラー・レップの役割やロジスティックスの問題等を詳しく説明を受ける。夢と現実のギャップを実感する。ハンガーをニューヨークに輸出するまでには、まだまだ多くの課題をクリアしなければ成らない。
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