クマザサ 玄関へのアプローチ
クマザサ(イネ科)
この名のササは複雑。植物分類上のクマザサは、葉の緑が寒さや乾燥で枯れ、白く隈取られる。隈笹が語源で、チュウゴクザサより生じた。庭園で広く栽培され自生はない。皮(稈しょう)に長い毛が生える。一方、ミヤコザサも隈取りされるが、北海道では熊笹という。ネマガリダケは曲笹(くまざさ)とも。
『花おりおり その三』 湯浅浩史・著
クマザサって、「隈笹」「熊笹」「曲笹」があるんですね。葉の周囲ぐるりが白く縁どられるので、「隈」であると思ってはいたが、山の笹を思い出すと「熊」も納得だ。このブログで自宅の庭の草木を時々取り上げている。知っているようで知らない草木。名前の由来や日本の生活・文化とどのように関わって来たのか、ブログに書くためにちょっと調べてみる。知ってみると次から次に興味がわいてくる。ブログって、そんな効果も私にもたらしてくれた。
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