キミノマンリョウ ♪白い実をつけた
キミノマンリョウ(ヤブコウジ科)
花の色変わりはあまたあっても、実の色の変異は意外に少ない。果物でもリンゴが赤、青、黄と目立つくらい。マンリョウはよく知られるように赤い実を成らせる。その中から生じた黄色い実の変わりものを「黄実の万両」という。小野蘭山の『本草網目啓蒙』に、白実と共に黄実の名前も初めて載る。
『花おりおり(その )』 湯浅浩史・著
庭には野鳥が沢山やってくる。特に冬から春にかけて裏山から円山川を越してやってくる。常連は、ヒヨドリ、イカル、エナガ、シジュウカラ、カワラヒワ、ジョウビタキ、観察しているとまだまだいそうだ。そんな野鳥達がどこからか種を運んでくる。植えた覚えのない草木が庭のあちこちにみられる。先日、紹介した、マンリョウやヤブコウジもそうだが、このキミノマンリョウもどうやらそのようだ。通常、赤い実が変異して黄味になったと説明にはあるが、どの種類の鳥がどこから運んで来たのだろう?なんて考えると楽しくなる。
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