「表参道ヒルズ」オープン
2月11日にオープンしたばかりの東京原宿の「表参道ヒルズ」に行った。私がニューヨーク滞在中は暖かい日が続いたのに、一昨日からはニューヨークは観測史上最高の大雪とのニュース。快晴の原宿を歩きながら、ラッキーな天候に感謝である。
表参道ヒルズの外観は、以前のこのブログでもアップしたことがある。元々あった「同潤館アパート」に似せるかのように、横長の低層ビル。ケヤキ並木、街並みに配慮した、どちらかと言うとおとなしい印象を受ける建物である。設計は安藤忠雄。
ところが「本館」の中に入ると、アッと驚く。地下3階、地上3階の吹き抜けのあるダイナミックな空間が現れる。一部は「レジデンス」(住居)もあるが、基本的に商業施設の集合体としての建築である。密度の高い空間、吹き抜けを取りまく螺旋スロープにショップがぎっしりと並んでいる。ここまで集積する手法は「日本独特」なのだろうか。少なくともNYとは異なる。
オープン初日に4万人の訪問客とあったが、今日も平日にもかかわらず大変な人出である。「お買い物」や「お食事」がゆっくり楽しみながらできるのは、まだ当分先のことになりそうだ。入居しているショップは、日本に初めて上陸した新ブランド、新しい形態のレストラン、など新鮮だ。ステーショナリー、インテリアなどのショップも充実している。ファッションの発信基地としての原宿・表参道がパワー・アップするのは間違いないようだ。
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