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January 29, 2006

「森林認証制度」 環境と経済の接点

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森林認証制度
環境に配慮して手入れをした森林やそこで伐採された木材に、「お墨付き」を与える森林認証制度が広がりつつある。日本の林業は安い外国産材に押され、後継者不足に泣いて、苦境が続いている。放っておけば、山の荒廃は進むばかりだ。認証制度を採り入れた林業経営者には、こんな危機感と、環境ブランドへの期待感が入り交じる。
朝日新聞 2006年1月29日

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昨日、但馬学例会で「禿げ山」のことを学んだところだが、今朝の朝日新聞に「山を守る底支え」の記事がタイムリーにも掲載されていた。この認証制度の名前は聞いたことがあるが、実際にどの程度機能しているのか?と言う関心を持っていた。記事では、三重県・紀伊半島の林業者や木工業者を例にしながら、若い世代の経営者が、FSC(森林管理協議会)の認証を受け、伐採方法の見直し、認証された材料でできた製品のブランド化を図っている事が紹介されている。木製ハンガー生産や他の木加工をやっている私としても、大変興味深い記事である。その他、日本独自の認証制度や「FSC日本推進会議」の設立が今年予定されていること、など、今後、森林認証制度に注目していきたい。

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