「民営化、民間活力導入へ」 第2回豊岡市行革委員会
第2回目の豊岡市行政改革委員会に出席した。昨年の10月以来の委員会だが、その間に自主勉強会を開いたり、石原行革委員長(関西学院大学の教授)の市役所職員に向けた講演会に出席したりして、行政のしくみや財政の現状を少しは把握して来た。市長はもちろん、新聞記者の方達も、2時間の委員会を最初から最後まで、同席でった。前向きな活発な議論ができたのではないかと思う。写真は、委員会終了後、各新聞社のインタビューに応じる、委員長と事務局長である。
まず最初に、「財政収支見通し」が発表され、向こう10年間の豊岡市財政のシミュレーションが示された。(ただし、現状維持の予測であって、行革の成果を盛り込む以前の形式的なもの)。そして、今回の協議事項は3つ。「志の関与基準について」「豊岡市民間活力導入の指針について」「補助金等の見直し指針について」である。
特に、3番目の補助金については、現在の「補助金一覧表」が配布され、その多さにみんな「啞然」である。今年度で340件、予算額で38億9千万円にものぼる。今後、まずこれを積極的に情報開示し、市民に実情を認識てもらうこと、不要なものの廃止、ならびに補助率なども設定していったらどうか、と提案。
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