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December 31, 2005

2005年が暮れていく

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万年カレンダーを「12月31日(土)」に合わす。年末年始の休日に入っているので、特にカレンダーをあわす必要はないのだが、休みであってもオフィスに来る時は、いつもその日に合わすことにしている。このカレンダーがこの日を現すのは、今日で20回目である。そう、この社屋が完成した年から、このオフィスの壁で年月を刻んでくれている愛着のカレンダーなのだ。

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今年もアッと言う間の1年間であった。年末のオフィスで1人、この1年間を振り返る。昨年(’04)の台風の被災からハンガーの工場を復興させた1年であった。新しい工場レイアウト、新たな災害への備え、など以前よりも良くなった面もある。来年は、社員のための職場環境改善を行い、さらに良い工場にして行きたい。
年の暮れも差し迫った12月21日に、ハンガーの販売サイトであるHanger-Networkをリニューアルした。これまでの5年間、私自身が1人で立ち上げ、更新をしてきた。お陰さまで多くのご利用いただくようになり、来年からはスタッフとの共同作業でさらに、さらにスピード・アップ、きめの細かい対応、最新の情報を提供していこう、ユーザーの方、得意先、仕入れ先、社員、関係者の人に感謝しながら、一人いるオフィスで心に誓った。

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December 30, 2005

「お茶とお餅つき」 年の暮れ

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今日は、お正月を迎える準備の日。和室では、お正月にお茶ができるように、お茶道具を出し、毛氈を敷き、掛け軸を変えた。合間に一服、お茶をいただく。できるだけ日常のなかで、お茶やお花、などを楽しみたいと思っている。と言っても、私は恥ずかしながら、これまで関心も低く、楽しみ方もよく知らない。妻がお茶をやっているので、これからは四季折々、できるだけ気軽に日本の文化も再認識しながら楽しみたい思う。

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年末の行事と言えば、毎年12月30日にお餅つきをする。我が家は、ずっと継続してお餅つきは行なっている。私が子供の頃は、祖父と祖母がお餅をつき、母や私たち兄弟がお持ちを丸める役目。なぜか、父は余り登場しない。祖父は80歳を超えてもお餅をついた。やがて祖父が亡くなり、父を飛び越えて私が餅をつく役割になった。そして、現在は息子が帰郷している時には、息子がやるようになった。

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つき上がったお餅は、熱いうちに丸めていく。母が登場し、たまたま用事があってやってきた友人も参加してお持ちを丸めていく。母を除いて、みんなあまり上手くない。いびつになったお餅が出来上がっていく。(^_^;; でも、家族や友人がみんな参加することに意義あり!なのだ。

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December 29, 2005

「青空市場」 海の幸が一杯だ 

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ここは兵庫県・豊岡市。友人との食事会をするための新鮮な食材探しに「青空市場」に行った。今年の12月は何十年ぶりかの大雪だ。シケや雪で、新鮮な野菜や海産物が少ないし、値段もいつもより高い。私は滅多に足を運ぶことはないが、特別なパーティをしたり、食事会をする時に、妻と一緒にのぞくことがある。この「青空市場」と道を挟んでとなりにある「公設市場」は、年末年始のお料理の食材を購入する人達で活気がある。「市場」と言うと「輪島の朝市」など、各地には有名な市場ある。私の住んでいる但馬には、山の幸、海の幸がいっぱいあるので、もっともっと地元の産物が新鮮で安く手に入るこの「青空市場」が活発になることを願っている。

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ケースに入ったシロイカ。イカの中でも美味しさにかけてはNo.1だと思う。新鮮なシロイカほど、赤いらしい。「ケースで5000円だよ。安くしとくよ!」と魚屋のおじさん。結局通りがかったよその方と半分ずつにする。31匹入っていたので、1匹183円である。(^_^)v

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ハマチは1匹900円に。先日漁港で買った時は、700円だったが、シケで少し値が上がっているのか?でも、こんなに新鮮なハマチが1匹丸ごと1000円までで買うことができるなんて最高だ。食事の価値観が変わってくる気がする。

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この魚をご存知だろうか。地元ではグベとかドギとか呼ばる深海魚。この魚は実は数年前に但馬学で浜坂に出掛けた時に初めて知った。今こそ流通にのってあちこちで見かけることが多くなったが、10年ぐらい前までは、港の漁師の人達が地元で食するだけであったようだ。鍋物などにして食べる。

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ヤマカレイ。

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これは生のセコガニ。ズワイガニのメスである。生きている。松葉カニと言えば、立派なオスが引っ張りだこであるが、地元では、茹でたセコガニを食べるのが通なのである。

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December 28, 2005

今度は、けっこう降ったぞ!

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26日夜から27日に掛けて、また雪が降った。私の家ではこの冬一番の積雪となった。40cmぐらいはありそうだ。木の枝には、ボンボリの様に雪の玉がついている。樹氷なんて格好いいことはない。さしずめ「雪のぼたもち」ってところか。



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夜に降った雪。朝起きると、辺り一面は「白銀の世界」となる。寒くて憂鬱な冬が続く。時には、こんなシーンを観て楽しい気持ちにを持つのも大切にしたい。東の空の青空から朝日が差し込む。南と西の空は、黒い雪雲が覆っている。日本海側の冬の空である。降ったり、晴れたり、そんな日々がしばらく続く。

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December 27, 2005

「なぜ、今、改革が必要なのか」 豊岡市行政改革

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兵庫県・豊岡市行政改革の一貫として、市役所全職員を対象とした講演会があった。私は豊岡市の行政改革委員の立場で参加した。豊岡市の職員を半分ずつ2班に分けて、13:30からと15:30から行なわれた。冒頭、中貝豊岡市長(写真)が「なぜ、今、改革が必要なのか」と言う今日のテーマについて所信の表明があった。「どう言う危機なのか?なぜ、そうなのか?の危機意識を共有すること」「自立を求められている。つまり、これからの自治とは自分達の身銭(お金、人、資源など)で行なうことである」「三位一体改革で所得税(国)減、住民税(地方自治体)増となるから、市民の当事者意識は高まる」などの内容であった。市長は第1回の行革委員会で「本気で取り組む」と言っていたことを思い出した。今日の講演の中で他の自治体の過去の例を引き合いに出して「行革やりすぎると次の選挙が危うくなる」とのお話があったが、市長にはそれぐらい覚悟してやってもらいたいと思う。そういう市長を応援したい。

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講師は、関西学院大学専門職大学院・経営戦略研究科教授の石原俊彦氏(写真)。石原先生は、豊岡市の行革委員会の委員長でもある。石原先生は、すでに全国の多くの自治体の行革を指導され、取り組んだ市は大きな成果をあげている行革の第一人者である。「良き時代(右肩上がり)は、行政は変えないことが大切であった。つまり、行政管理とは変えないことであった。厳しい時代(右肩下がり)は、行政は変えること、変わる、ことが大切。つまり、経営とは変えることである。」「行政は管理から経営へ。戦略的発想が大切になってくる」など。三重県、島根県、岡山市、名古屋市などの改革の事例を交えながら、分かりやすく、ストレートに、本音で語っていただいた。とても刺激になり、これからの豊岡市行革に対して多いに参考になった。聞いていた職員の方達はどうであったろうか。

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December 26, 2005

「ハンガー福袋」 Hanger-Networkのリニューアル記念

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Hanger-Networkのリニューアル記念として「ハンガー福袋」を発売中です。Hanger-Network開始以来、初めての試みですが、インターネットによる多数のユーザー様からのご愛顧にお応えして実施しています。ともかくお気軽に、ご自分にあったサイズを確認していただいたり、仕上げの感じ、重量感など、木製ハンガーの特徴を実感していただければ幸いです。福袋の数量には限りがありますが、期間内にできるだけたくさんの商品をご提供していければと考えています。

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Hanger-Network多品種変量(大量であったり、1,2本であったり)生産を行なっている木製ハンガーのメーカーです。ストック・ヤードには、ジャケット、シャツ、ボトムなどが少しずつですが多品種あります。どのハンガーも、アパレル業務用、高級ホテルの客室用として、第一線で活躍しているハンガーばかりです。ハンガーのグレードにもよりますが、数本~10本前後を組み合わせてリニューアル記念・福袋として販売しています。この機会にお試しいただければ幸いです。

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December 25, 2005

Lionel Hampton "STARDUST"

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Lionel Hampton "STARDUST"

Lionel Hampton(vib)
Charlie Shavers(tp)
Willie Smith(as)
Corky Corcoran(ts)
Tommy Todd(p)
Barney Kessel(g)
Slam Stewart(b)
Lee Young(ds)
Jackie Mills(ds(3,4)).

1.Star Dust
2.One O'Clock Jump 
3.The Man I Love
4.Oh, Lady Be Good

Recorded on Aug. 4, 1947

このアルバムをいつも思い出すのは、新宿2丁目の「バードランド」というジャズ喫茶である。「喫茶」と言っても、行くのはいつも夜も更けてから。「酋長」と「ツヤさん」と言うちょっと(かなり?)怪しい、でも優しいマスターとママがいたのを思い出す。サントリーの「ホワイト」を水割りにして朝までよく飲んだものだ。そこでよく聴いたアルバムは、ジョン・コルトレーンの"My Favorit Things"とこのライオネル・ハンプトンの"Stardust"だ。時代も演奏スタイルもエネルギーも全く異なっているのに、「バードランド」で聴くと、どこか「共通の異次元」を感じてしまう。特別な空間であった。

"Stardust"は’40年代ジャズの代表的な演奏の一つではないだろうか。as、tp、ts、b、p、g、vib とソロが続く。ゆったりとしたソロ(as)、ユーモラスなフレーズ(tp)、渋いソロ(ts)、唱いながらの格好いいソロ(b)、ちょっと普通のソロ(^^;(p)、モダンなフレーズのソロ(g)、そしていよいよ御大の登場!出だしの「タリラリン♪」で勝負あり!(^_^) ビブラフォンの先駆者であることを見事に示した名演奏である。15分を超える"Stardust"を是非、一度聴いてほしい。

※懐かしくなって「新宿のバードランド」を検索。お店のあったビルはもうないだろうと察しはついていたが、ツヤさんは既に亡くなられている。酋長は「JAZZと同じくらいすきな’モノ’のために刑務所ぐらし」だそうです。

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December 24, 2005

「松葉カニの漁港」 豊岡市・津居山港

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ここは兵庫県北部・豊岡市。毎年11月6日に解禁される山陰の松葉ガニ漁で漁港は活気付く。。この津居山港は山陰海岸の中でも最上の松葉カニが水揚げされる有数の漁港である。停泊しているのは、松葉かに漁から戻ってきたばかりの40tの底引き網船 である。12月としては大雪が降った休日、思い立って津居山港に行ってみた。ある知人に頼まれて、松葉カニを送る約束になっていたのだが、海のシケが続き、12月に入って漁ができなく、遅れ遅れになっていたので、頼んでいる商店にも立ち寄ってみることにした。

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こちらの船は、漁り火を焚いて行なう、イカ漁などの漁船。津居山港は円山川の河口に位置している。円山川上流の山々から流れ出る養分が海に注ぎ込み、津居山の沿岸は豊かな漁場となっている。港から沖合40km辺りにカニの生息域がある。夜に出た漁船が朝には帰港し、早朝には競りに掛けられ、市場にでまわる。だから、津居山に揚がる松葉カニ、魚はとても新鮮。山の恵みが海の恵みをもたらしているのだ。

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December 23, 2005

Parmigiano Reggiano パルミジャーノ・レジャーノ・チーズ

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「ワインにはチーズは欠かせない」いや「チーズにワインは欠かせない」。。。。どっちでも一緒かな。我が家ではチーズは欠かせない存在。その中でも、このパルミジャーノ・レッジャーノ・チーズがあるのとないのとでは幸せ感が違う。(^_^) イタリアのパルマとレッジョ・エミリア地域で生産されたチーズ。原料は牛乳。直径が40cmぐらいある太鼓型のチーズで、産地と品質を保証する焼き印が入っている、と言えばお分かりの方も多いと思う。この地方では、10世紀以前から作られ、熟成させて出荷するまでに2年以上かかる。その間の資金借り入れする場合には担保になったと言うぐらい「資産価値」として認められていた。まさに、イタリア・チーズの大様である。

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今回のパルミジャーノ・レッジャーノは友人Hさんがイタリアに行ったお土産。パルマに住んでいる共通の知り合いイラリア(Ilaria Bertinelli)の会社で作っているパルミジャーノ・レッジャーノである。以前、訪問して生産工程も見せていただいたことがあるので、とびっきり嬉しいお土産である。上品で独特のコクがある。ワインと一緒に、ポリポリやっているとそれだけで至福の時となる。(^_^)

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December 22, 2005

Lee Konitz "LONE-LEE"

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Lee Konitz "LONE-LEE"

Lee Konitz : as

1.The song is you
2.Cherokee

Recorded on August 15, 1974

サックスのリー・コニッツをご存知だろうか?これは、リーのサックス・ソロ演奏のアルバムである。サックスの外言えば、ソニー・ロリンズやアンソニー・ブラクストンを思い出しますが、リーのサックスは、それとは違ってクールな演奏である。激情することなく淡々と演奏が進む。このアルバムは、通常の「ジャズをを聴く」と言う既成概念を捨てて聴かないといけない。スイングとは全く異なる次元の演奏である。しかし、このアルバムを購入して30年近くなるが、聴く頻度は少ないものの、聴くたびに好きになる。

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December 21, 2005

新・Hanger-Network 思いも新たに

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2000年7月6日に開始したHanger-Network。本日2005年12月21日13:00にリニューアル・オープン致しました。5年5ヶ月が経ちました。たくさんのユーザー様からご利用いただくようになり、大変感慨深いものを感じています。どちらかと言うと地味な存在のハンガー。でも「たかがハンガー、されどハンガー」、「ハンガー情報満載のホームページを立ち上げたい」との思いでした。ユーザー様とハンガーについての双方向のやり取りをしながら、ハンガーを語り、使用し、活用し、要望を実現し、創意工夫し、生活を楽しくできたらと、その名前もHanger-Networkと名づけました。

ある経営コンサルタントのアドバイスにより、インターネットで商品を販売するのなら、 「社長が自らやらずして成果ナシ」との強烈なメッセージをいただき、「よし私がやるしかない」と一念発起、開始。当時はHPの作成の仕方すら全然知らず、エディターにコツコツとhtml言語を書き込みながらスタートしました。(^_^;;

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立ち上げて2ヶ月ぐらい経ったとき、ショッピング・カートから初めて注文が入りました。5000円のオーダー。みんな跳び上がって喜びました。「しっかりと、良いハンガーを、間違いがないように」と緊張しながら出荷しました。ハンガー・メーカーとして50年に渡って毎日、製作し、出荷してきたにもかかわらず、その時の気持ちが忘れられません。(^_^;;

お陰さまで、5年経ち、延べ3万件を超えるオーダーをいただきました。大きなトラブルもなく、ご利用されている感想メールもたくさんいただき、今後のハンガーづくりに生かして行きたいと思っています。また、ご満足をいただけた様子などのメールを頂いたときなど、もっと頑張ろうと勇気付けられます。ユーザー様に育てていただいているんだとつくづく思います。

今後とも、インターネットで、こだわりのハンガーをお気軽にご購入していただきたい、と言うHanger-Networkのミッションを忘れず、初心を忘れず、Hanger-Networkを充実させて行こうと気持ちを新たにしています。今後ともよろしくお願いします。

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December 20, 2005

「グロービス経営大学院」が発足する

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東京・麹町にあるグロービスに立ち寄った。来年の受講科目の確認とグロービス代表の堀さんに来春、講演を依頼しているのでその準備とで訪問した。私は、グロービス・マネージメント・スクール(GMS)で2001年4月期から1期(3ヶ月)1教科ずつ受講してきた。現在、基本となるメインの7つの教科(Critical Thinking, Finace, Accounting, Marketing, Corporate Strategy, Human Resource Management, Entrepreneurial Leadership)を受講したが、次をどうしようかと思案中。

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GMSができて13年目。ハーバード経営大学院で使用されている事例(ケース)をもとに、ディスカッションするケース・メソッドが特徴的である。すでに延べ2万人の受講生が学んでいる。30代〜40代、人達が多いがみんなそれぞれの企業の最前線で活躍している有能なビジネスマンばかり。アフター・クラスのビール1杯の時間がまた刺激的なのだ。(^_^)

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先月、文科省の認可を取得して、いよいよ来年4月より「グロービス経営大学院」がスタートする。グロービス代表・堀さんが目標としてきた「アジアNo.1のビジネススクールを目指す」ステップが動き出した。既に経営者として頑張っている人も、論理的思考、意思決定プロセス、など一から経営を見つめ直してみるのも大切なことだと思う。立場、年齢、環境を超え、いつも学ぶ姿勢を忘れずにいたいものですね。お互いに頑張りましょう。

■堀さんのブログ
堀義人blog 「起業家の風景」

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December 19, 2005

ボロボロ感覚の木製ハンガー

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アパレル店頭用として、ハンガーを古く見せたい、ラフに見せたい、こんなご要望をお聞きすることはちょくちょくある。さて、このハンガーは何だろう? 「風化したボロボロ感」と言うことなんだろうか。よーく見るとHanger-Network製のハンガーである。(^_^;; これは壊れたワケでも、塗装ミスしたワケでもない。ショップのテーストに合うようにお店のスタッフが加工されたものなのだ。スタッフにお聞きすると「半年間、風雨にさらしてたんですよ。割れたところは金具で留めました」と、なんとも涙ぐましい(ハンガーも)努力である。 こんな「過激さ」とインポート物の「高級」メンズ・セレクト、そして「フレンドリー」なスタッフ、このアンバランスさがとてもバランス良い。(^_^)

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ここは銀座。1F~6Fまである細長いビル。築?十年の古いビルなのでエレベーターもない。階段で上り下りする。フロアごとに、異なったテーストのショップがある。変形セレクト・ショップである。各フロアごとにハンガーも異なる。上の「風化ハンガー」あり、スチールハンガーあり、自分たちで加工した針金ハンガーあり。ファッションもハンガーも個性の塊であった。 どのフロアのスタッフも20代~30代前半の若い人たち。奇抜なファッションながら、みんなとてもフレンドリー。ますます、興味がわいてくる気になるユーザー様である。今後ともHanger-Networkをよろしくお願いします。

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December 18, 2005

雪が降る

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本日、12月18日正午の写真である。昨日の書き込みのちょうど24時間後。昨日の天気予報から想定していた「大雪」から思うと、ちょっと拍子抜けの雪である。それでも、雪が降るとすぐそこに見えるはずの山も川も見えない。昨日の写真と見比べてみるとその違いがよくわかる。

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庭で20cmぐらいの積雪であろうか。四季によってはっきりと異なる表情を見せる庭。ブナ、トネリコ、カエデ、ヤマボウシ、スギ、カシ、サクラ、ツバキ、などが雪の中でひっそりとしている。春、夏、秋と葉をつけ、花を咲かせ、実を付けた木々。春の芽吹きまでゆっくりと休んでほしい。

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December 17, 2005

「大雪の前」

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本日、12月17日正午の写真である。天気予報では、今晩から明日にかけて大雪が降ると言っている。実際に、北陸地方、東北地方の日本海側はこの時期としては、記録的な大雪に見舞われている。山陰地方のここは、先日降った雪が少し残っているぐらいだが、確かに12月のこの時期としてはいつもの年よりも雪の日が多いように思う。

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葉を落とした木々。木漏れ日が地面に注ぐ。屋根の向こうには円山川も見える。陽が照ると気持ちも晴れる。しかし、冷たい風が徐々に強くなってきた。これから北風が強まり、空が暗くなり、降り始めるのであろう。降る時は一気。見る見る白銀の世界へと変わる。

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December 16, 2005

カニとにらめっこ

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僕はズワイガニのガニ男です。(^_^)山陰では松葉ガニと呼ばれ、北陸に行くと越前ガニと呼ばれています。全体の姿は多くのヒトに知っていただいていますが、真正面から顔をじっと見つめられたことはない。ちょっと恥ずかしいけど、にらめっこしましょうか。

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ここは兵庫県・豊岡市。冬と言えば、松葉ガニである。週末になると、阪神間から「カニすき」を食べにたくさんのヒトがやってくる。日本海岸の民宿はどこも予約で一杯。地元の私たちでも、このような立派な松葉ガニを手に入れるのは、困難である。今夜は、九州からのお客様と食事をするために、友人が持参してくれた。漁港の友達から生きのいいのをいただいたそうだ。カニの友達の友達の友達はみな友達だ。(笑)



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December 15, 2005

Weather Report "8:30"

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Weather Report "8:30"

Joe Zawinul(Key)
Wayne Shorter(Ss, Ts)
Jaco Pastrius(B)
Peter Erskine(Ds)
Erich Zawinul(Per)
Robert Thomas, Jr.(Hand Dr)

1. Black Market
2. Scaret Woman
3. Teen Town
4. A Remark You Made
5. Slang 6. In A Silent Way
7. Birdland
8. Thanks For The Memory
9. Badia/Boogie Woogie Waltz Medley
10. 8:30
11. Brown Street

Recorded on August - November, 1978, February - June, 1979.

私の最も好きなジャズ・コンボはウェザー・リポートなのだ。もちろんすべてのLPを持っている。このブログのmusicコーナーで最初に取り上げたのも、迷わずウェザー・リポートでした。1978年~79年に掛けて、ワールド・ツアーを敢行したウェザー・リポート。この時の演奏を録音したのがこの"8:30"である。ウェイン・ショーター、ジョー・ザビヌルと途中から加わったベースのジャコとの最高のコラボレーションが発揮された時期。学生であった私は中野サンプラザでの実際にこのウェザー・リポートのコンサートを聴いた。一生忘れられないコンサートであった。開演時間(8:30ではなかったと思うが)が大幅に遅れた。PAの故障が発生。満員の観客はそれでも開演の時を待った。1時間以上経ってもまだ始まらない。しかし、ファンは期待が膨らむ一方である。そして、9時を少しまわった時、突然、ラベルのボレロが会場に流れ始める。しかし、幕は開かない。静かに始まったボレロは、徐々にボリュームが上がっていて、やがてボレロの曲が終わると同時に、ジャコのベースが炸裂する。幕が開いた。ウェザー・リポートのメンバーも観客も、待ちに待ったその開幕で一気に盛り上がった。演奏者と聴衆が一体となった最高のコンサートであった。私の大好きな曲4.A Remark You Madeが演奏された時は天に上る気持ち。(^_^) 終演が12時になろうかというのに、聴衆はみんな会場を立ち去ろうとしなかったのを覚えている。私は、楽屋出口に回って、メンバーが出てくるのを待った。憧れのジャコと握手することができたのだ。8:30を聴きながら、在りし日のジャコを思い出す。

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December 14, 2005

待ち合わせはワイン・バーで

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待ち合わせはどこでしよう?コーヒーショップ、どこかのお店の前、駅の改札、本屋、などTPOに合わせていろいろとある。ビジネスではこうはいかないが、ワインを飲みながらってのはどうだろう。最近、街角や百貨店の中、ショッピング・モールの中に、スタンド式のワイン・バーが増えてきた。ここなら、相手が遅れてきてもイライラしない。ゆったりと待てる。相手が定刻に来たりしたら、返って、残念だったり。(^ ^)

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輸入食材を中心に扱っているお店がやっているワイン・バー。もちろん、店舗でも輸入ワイン、洋酒、焼酎、日本酒、ビール、などさまざまなお酒を扱っている。このカウンターで飲んでみて、美味しければそのワインを買って行くのもよい。ちょっと試飲をしていた、と言い訳にもできる。待ち合わせにワイン・バーはいかがか。

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December 13, 2005

「ぼたん鍋」 丹波ほんもんの味

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但馬学研究会の12月例会の第2部・忘年会として、丹波篠山の「囲炉裏料理 いわや」さんに行った。到着したのが夕方5時を回り辺りが暗くなり、外観の写真が撮れなかったのが残念だ。風情のある茅葺き屋根の古い民家なのだ。名物は冬の「ぼたん鍋」。篠山名物なので「ぼたん鍋」を食べられるレストランはたくさんある。味にはうるさい何人かの友人・知人に聞いたところ、こちらの推薦が一番多かったので、いわやさんに予約。食べてみた結論は、想定以上の「大正解!!」(^_^)/ 幸せ一杯気分!是非、行ってみてください。

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イノシシの肉。「臭みがあって苦手」という方もいる。実際に今回のメンバーの中にも何人かはいたが、見事にはずれた。全員が「美味しい!!」と絶賛。すべて、いわやさんが、地元のイノシシを捌いて、予約した人数分を準備してくれるから、とても新鮮だ。

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こだわりは、お肉ばかりではない。野菜は全部自家製。白菜、シイタケ、春菊、エノキ、ネギ、そして丹波の黒豆豆腐もある。いわやさんの自慢は味噌仕立てのお汁お水は福泉寺の湧き水を使用しているそうだ。鍋の締めくくりは、ご飯。生卵を割って鍋に落とし、半熟になったところでお汁と一緒にすくってご飯に掛け、山椒を振りかけて食べる。これがまた美味なのだ。いい素材、いい調味料。一杯食べた後も、モタレの感じがぜんぜんしない。みんな満足感一杯で但馬へ帰ってきた。

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December 12, 2005

「襟ぐりハンガー」 ただいま人気上昇中

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我々のハンガー業界では「襟ぐり」(えりぐり)と呼んでいる。ハンガーの中央部が凹面のようにへこんだ形状になっているハンガーである。洒落た感覚、重厚感を和らげる感覚、などあくまでデザインとして人気を呼んでいると思います。へこんでいる部分は、ハンガーの軽量化にはなっていますが、果たしてどれくらいの効果が実感できるのか、どうでしょう?。

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洋服のルーツは文字通りヨーロッパである。従ってハンガー原型をたどっていくと、イタリアやフランスなどに行き当たる。それはなかなか体系化されているわけではないが、このブログでも紹介した『CINTRES HANGERS』と言うユニークな本などで見ることができる。最近、アパレル様とのハンガーの商談で、この本を見ながら、ご要望を出してこられるケースも増えています。 Hanger-Networkはこのような特注にも応じられる「技術が売り」です。ハンガーを検討されている場合は、どうぞお気軽にご連絡ください。

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December 11, 2005

但馬学12月例会 in 丹波

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但馬学で丹波に遠征した兵庫県立「人と自然の博物館」を見学し、研究員の三橋弘宗さんより館内の案内と研究テーマのお話等をお聞きした。私が初めて訪ねた時に、この博物館が身近な自然と風土と地球規模での自然と環境、このふたつのテーマを扱ってあるのが印象的であった。そこで、但馬学と言うローカルな活動・研究を地球・環境という大きな視野で考えてみる必要があるのではないかと会に提案させていただき、今回の例会の運びとなった。

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三橋さんは、流域生態研究グループの主任研究員である。私たちと水の関わりを、生き物やヒトの生活、文化、歴史などの視点から語っていただく。これからの活動テーマのヒントとして「湧水」「流域の牧草地と遊水地の関係」「砂防ダムとヨシの群生、ホタルの数の関係」など、興味深いお話をたくさん聞かせていただいた。

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第2部は、丹波篠山に移動し、鍋囲炉裏を囲みながらボタン鍋の忘年会である。今日の三橋さんのお話を思い起こしながら、今年の活動を振り返ったり、来年へ向けて何をするのか、楽しい会話が続く。最後にみんなから、今日学んだこと、印象に残ったこと、重要と思ったこと、などを「キーワード」として順番に発表した。「禿げ山」「自然科学の視点」「全体を観る〜砂防→砂地→ヨシ→ホタル」「5人家族が使用する1週間の水の量」「発想の転換〜崖崩れは緑を育む」「熊の出没〜緑が民家近くまで迫ってきた」「森は万能ではない」「寒の水」「森の香りが大切」「山里の知恵」「61歳の提言」「アベサンショウウオ」「古い民家マップ」「Tのバランス〜広がりと掘り下げ」
5時半から始めた食事も気がつけば9時を回っている。その日の最初のお客であり最後のお客となった。

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December 10, 2005

"WHITE RABBIT" George Benson

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"WHITE RABBIT" George Benson

George Marge : Clarinet, Flute, Flute (Alto), Oboe, Horn (English)
Romeo Penque : Clarinet, Oboe, Horn (English), Flute (Alto), Clarinet (Bass)
Alan Rubin : Trumpet, Flugelhorn
Jane Taylor : Bassoon
Jay Berliner : Guitar
Airto Moreira : Percussion, Vocals
Gloria Agostini : Harp
Wayne Andre : Trombone, Horn (Baritone)
James Buffington : French Horn
Billy Cobham : Drums
John Frosk : Trumpet, Flugelhorn
Phil Kraus : Percussion, Vibraphone
George Benson : Guitar, Vocals, Main Performer
Phil Bodner : Clarinet, Flute, Horn (English), Oboe, Flute (Alto)
Ron Carter : Bass
Herbie Hancock : Keyboards, Piano (Electric)
Earl Klugh : Guitar
Hubert Laws : Flute, Piccolo, Flute (Alto)

1.White Rabbit
2.Theme from Summer of '42
3.Little Train (From Bachianas Brasileiras #2)
4.California Dreamin'
5.El Mar

Recorded on November 23,1971

全編フラメンコ調ギターのジョージ・ベンソンと編曲ドン・セベスキーのコラボレーションで録音されたアルバム。数あるジョージ・ベンソンのアルバムの中でもどうしても気になる1枚である。ドン・セベスキーと言えば、それ以前にはギターの神様ウェス・モンゴメリーと組んで「ロードソング」などのレコードを残した。一聴イージーリスニング風なアレンジと演奏だが、じっくりと個々のプレーヤーの演奏を聴くと素晴らしいのだ。このホワイト・ラビットはその流れを汲む。ジョージ・ベンソンのギターは歌っているのだ。そして、ハービー・ハンコックのエレクトリック・ピアノが最高だ。コロコロとしたフレーズとトーン。’70年代のジャズシーンを彷彿とさせてくれる。ジョージにハービーに乾杯だ!

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December 09, 2005

Life gets boring without challenges

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TNS(Trade Network Solutions)の交流会に参加した。大阪・梅田の阪急グランドビルの会議室で行われた。TNSは、中小企業の「モノづくり」、「海外進出」をサポートする会。製品、技術、アイデア、デザイン、などを日本から海外へ発信していこうとしている中小企業がたくさん参加している。世界で勝負をしようとする挑戦者である。TNSの会報の次の言葉が私は大変気に入っている。 "Life gets boring without challenges"

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10月に行われた"New York Home Textiles show"に出展されたP社の体験発表である。テキスタイル分野の従来の発想を打ち破った企画、アイデア、で大きな反響を得たとのレポートがあった。日本での挑戦がニューヨークでも認められた、間違いなく成功事例だと思う。ユニークな視点、徹底したビジュアル・マーチャンダイジングが素晴らしい。そしてこれは、TNSのニューヨークでの強力なサポートがあってこそであることも報告された。Hanger-Networkも5年ほど前、ニューヨークに輸出していたことがある。それなりの評判をいただき、6ブランドの店舗にハンガーを輸出した実績があるが、取引のパートナーに少し問題があり、3年間ぐらい輸出した後、中断したままである。何とか再チャレンジをしたいと思っています。

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December 08, 2005

ジョン・レノン あれからもう25年が経った

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Imagine

imagine there's no heaven
it's easy if you try
no hell below us
above us only sky
imagine all the people
living for today

by John Lennon

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ジョン・レノンは1980年の今日、12月8日に撃たれた。突然の死。その時、それを知った時のことをジョン・レノン・ファンは必ず覚えているだろう。私は大阪で会社勤めをしていた。その日は、珍しく仕事が早く終わり帰途につく。地下鉄の西梅田駅から阪急梅田に向かっていた。その時、「ジョン・レノン撃たれる」の号外を目にして知った。意識が真っ白になったのを覚えている。とっさに梅田・紀伊国屋書店に立ち寄り、ジョン・レノンの「ダブル・ファンタジー」を購入した。一目散に帰宅し、ずっとレコードを聴いていたのを思い出す。

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私にはもっと一生忘れられない体験がある。それは1976年9月、ニューヨーク、セントラルパークの歩道で、ジョン・レノンとオノ・ヨーコに偶然出会ったのだ。たまたま信号が赤になる。立ち止まっているのはジョンとヨーコと私の3人。ビートルズの大ファンであること、日本から来たこと、ともかく頭に浮かんだことを必死で二人に話しかけた。あとは何を話したのか?どれくらいの時間だったのか?何も覚えていない。ただ、ジョンが"Thank you!"と答えてくれたことだけを覚えている。感動!!それから後のニューヨーク滞在の記憶がない。

3枚の写真は、 "LENNON legend"より。私がセントラルパークでジョンとヨーコを見かけた時は、ジョンはジーンズの上下にスニーカーだった。二人はこんな雰囲気で手をつないで歩いていた。その下に写っている2枚の写真は、私がジョンの死後、再びニューヨークを訪ねた時に撮影したもの。ジョンが住んでいたダコタハウスとその近くにあるストロベリー・フィールズ。ジョンの死を追悼するメモリアル。ニューヨークに行く度に何度か訪れたがいつもファンから贈られた花が絶えない。

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December 07, 2005

「職人芸の一品ハンガー」 繊研新聞に掲載される

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ブナ材特有の木目、質感を生かし、ブナ材だからできる美しい曲面は洋服に自然にフィットする。こて策に走らず、落ち着きと風格を感じさせるハンガーに仕上げた。デザインのルーツはイタリアに求めながらも中央部に凹面を抉り出し、流行を取り入れた独自のラインが見事な一体感を持って表現されている。ブランドごとにフィットさせるため微妙な調整にも応え、ブランド価値を高めるハンガーとして、すでにセレクトショップなどから引き合いが相次いでいる。
繊研新聞 2005年11月30日

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繊研新聞に掲載されたハンガーは、今年になって人気が上昇している。湾曲ハンガーは通常、真ん中繋ぎであるが、これは1枚の板を削りだして製作する。中央部の凹面を表現するにはこの方法しかない。従って、材料の確保、高度な製作技術が必要となるHanger-Networkの実績と技術力が生かされるハンガーです。さらに、ユーザーの皆様にご満足をいただけるハンガー作りに邁進していきたいと考えています。

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December 06, 2005

「金寿司」 最高のお寿司ここにあり!

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東京・神田の「金寿司」のイチオシは、「マグロひっかけの軍艦」である。マグロの頭の肉をスプーンで刮げとって、海苔を巻いて軍艦にしたもの。これを食べずして金寿司は語れない、の逸品である。お米、酢、醤油、わさび、ガリ、どの食材にもマスターのこだわりが隅々まで行き渡っている。

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右から「カツオのタタキ」。ふんわりと芳ばしい香りがする。その秘密は藁を焼いていぶした香り。少し焦げた周囲と新鮮な身のバランスがとても絶妙。「う〜ん!」とうなってしまう。言葉にはならない。中央は「赤貝」。説明は不要であろう。左は「キス」。包丁さばきと言うのか、適度な鮮度というのか、同じキスでもただ者ではない。(ぜんぜん説明になっていない。(^^;; )

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ニギリは、1カンずつ握ってくれるので、いろんなネタが楽しめる。どのお寿司屋さんにもある定番のネタももちろんあるが、金寿司は、そのネタにちょっと事前にお醤油を効かせたり、ネタによってはちょっと炙ったり、その「ちょっと」が心憎い。そしてシャリのお酢加減、ネタとのバランスも絶妙である。

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どうしよう? 「とうとう紹介するときが...」 「誰にも教えたくないとっておきの店」こんなタイトルのレストラン紹介記事をよく見かけるが、私にとってこの「金寿司」がまさにそれなのだ。東京・神田小川町にある。実は、このお店を経営しているのは、もう20年以上も前からおつきあいしている私の友人なのだ。もともとは、私の学生時代、彼の妹さんがやっていた劇団のお手伝い(音楽・音響担当)をしたのがそもそもの始まり。私の自宅(兵庫県・豊岡市)が完成した時のパーティにはわざわざ東京から来て、寿司を握ってくれた。最高の味と心遣いでした。改めて感謝。

千代田区神田小川町3−20

tel 03-3291-2816

「金寿司」

※JRお茶の水駅から明治大学の前を通り、駿河台下交差点1コ手前の道(マツモトキヨシ)を右折し、20mぐらい行ってまた右の路地に入ったところ。隣の店「串揚げ」の看板が見える。(金寿司の看板は見えないので注意)

※商売っけがないと言うか、性格と言うか、ゆっくりともの静かに握ってくれる。セッカチな方も郷に入ればで、マスターのペースに身を委ねよう。(^_^) 来ているお客さんも、美味しいお寿司を求めて食べにくる、常連さんばかりだ。また、その雰囲気が良いのだ。

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December 05, 2005

『建築は詩』 建築家・吉村順三のことば

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『建築は詩』(建築家・吉村順三のことば100)
「生活する」
建築というものは非常に重要なものだと思う。とにかくそこで人が生活するわけですから、真剣なものですよ。ウチ1軒でも、そこで子供が生まれ、人が死ぬと、非常に真剣なものですよ。それをただ、造形的な、遊びのようなウチでは、いろいろと精神的に、とにかく人間の生活が非常にそれによって影響を受けるのです。
「日経アーキテクチュア」1976年11月15日号

東京藝術大学美術館で開催された「吉村順三展」で、初めて吉村順三の人となりを知ることになった。この本は、吉村が、生前語ったり書いたりした「言葉」を綴ったものである。冒頭のタイトルが「住宅が基本」。住宅ができなければでかい建築もできないと、吉村自身が語っているように、現在の住まいに関心のある人、これから住宅を建てようと思っている人、日本の建築と文化に興味のある人には、是非一読をお薦めする。吉村の短いひと言から、いろんなイマジネーションが浮かんでくる。

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December 04, 2005

"PIKE'S PEAK" Dave Pike

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"PIKE'S PEAK" Dave Pike

Dave Pike : vib
Bill Evans : p
Herbie Lewis : b
Walter Perkins : ds

1.why not
2.in a sentimental mood
3.vierd blues
4.besame mucho
5.wild is the wind

Recorded on february 6&8,1962

これは知る人ぞ知る名盤だ。デイブ・パイクの傑作アルバム。このアルバムの聴きどころの一つは、4.ベサメ・ムーチョだろう。みんな知っているラテンのスタンダード曲。歌いながらヴァイブラフォンを弾くデイブ・パイクの熱演は、とても印象的だ。1.why notは、よーく聴くとどこかで聴いた曲である。そう、ジョン・コルトレーンの”インプレッション”である。どうしてこうなったのであろう?忘れてはならないのは、ピアノのビル・エバンスだ。相変わらずのクールな演奏を展開している。素晴らしい!この演奏の4ヶ月前に、最良の相棒であったベーシストのスコット・ラ・ファロの死と直面した。この頃、ビル・エバンスはどのような気持ちで演奏していたか想像しながら聴いてみるのも、このアルバムの楽しみである

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December 03, 2005

Red wine meets cheese and apple!

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別々のところから素敵な贈り物が届いた。偶然とは言え、絶妙のタイミングと組み合わせなのだ。チーズは、一緒に地域学をやっているNさんから。Nさんは興味があるとどこにでも足を運び、いろんなことを学んでくる。今回は岡山県の吉田牧場。以前、倉敷の知人から名前だけは聞いて知っていたけど、初めて吉田牧場のチーズをいただいた。リンゴは、本場信州から。ワインや日本酒・王禄を購入している深澤酒店さん からワインと一緒に届いた。春にはお味噌をいただいたり、いつも美味しいお酒、美味しい食べ物を提供していただいている。

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チーズとリンゴの組み合わせ。チーズはカマンベールかあるいはブルーチーズ。リンゴの上にチーズをのっけて、一緒に口に入れて味わってみてください。リンゴの甘酸っぱさとチーズのまろやかさが溶け合って、最高のハーモニーを醸し出す。そして、ワイン!これは必需品ですね。(^_^) 白でも赤でもどちらにも合う。

吉田牧場のある岡山県・吉備高原にはいつか行ってみたい。そして、再び信州にも。
ありがとうございました。>Nさん。深澤酒店さん m(_ _)m

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December 02, 2005

「吉村順三建築展」 東京藝術大学 大学美術館

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日本の建築では、ご承知のように、建物の内部と外部とは、一体のものとして考えられてきた。ということは、室内と庭との間に自由な交流があることである。季節の移り変わりは室内に反映して、そのときどきの気分が生まれ、室内は室内で、自由な使い方によって、おどろくほど効果的なふんいきが生まれる。そこにおおらかな気分が生まれ、西洋建築にみるような、堅い建物の中の生活ではなくなるのである。日本の民家が、高く評価されているのもこのことによろう。
吉村順三の言葉 「朝日ジャーナル」1965年7月11日号

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東京藝術大学で開催されている「吉村順三建築展」に行ってきた。先週日曜日のNHK「日曜美術館」で紹介されたせいもあるのか、大勢の来場者である。これは大学美術館の外観。入場してから分かったが、2階に見えている白い窓は吉村による障子である。桟と桟の間を大きくするとゆったりとした空間を感じることができる。

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会場前に設置された、吉村の代表作「軽井沢の山荘」の原寸大の図面である。木立と歩行者により、どれくらいのスケールなのか想像がつく。私は建築の専門家ではないが、いろんな建物には、大変興味を持っている。どんな地方に行っても時間が許せば、そこの伝統的な建物や、建築家による話題の建物を観るのが好きだ。私の自宅も、それなりのこだわりで持って建築した。テーマは「季節を感じ、人が和み集まる、自然な家」である。今回の吉村順三展で、吉村の「心地よい家の考察」に触れ、改めて自分の生活・家を見つめ直す時間を与えられた気がする。

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December 01, 2005

手帳 私の愛用はこれ

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今日から師走。年末が近づき何かと慌しく、来年の準備も気になるところ。来年のカレンダーやスケジュール帳も気になる季節。仕事、プライベイト、備忘録、メモ、などをどのように管理するのかは、各人それぞれ工夫をされていると思う。私にとってはスケジュール帳は肌身離さず持ち歩く必需品です。だから、それなりにこだわりがある。過去にいろんな手帳を試してみたが、この「エグゼクティブ・ツイン(パスポートサイズ、黒革カバー」(生産性手帳)の「差し替え用」を購入するのは6回目になる。365日ほとんど毎日私のポケットに入っているのでカバーが擦り切れてきたので、今年は、カバーも新調した。ネームも入れた。(^_^)v

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手帳はポケットサイズが良い。しかも、ハードに使用してもページの綴じ糸がしっかりしていて頑丈なものでないといけない。ノート・サイズや私の好きな野口悠紀雄氏の「超・整理手帳」も2年ぐらい使用したことがあるが、どうもしっくり来ない。問題はサイズなのだ。何かで読んだ次の言葉が決め手となった。「手帳はジーパンの後ろポケットに入るもの」。これは上着は脱いだり、夏はTシャツの時もあるだろうが、まさかジーパン(各パンツ)を脱ぐことはないでしょ、と言う意味だ。つまり、「手帳は肌身離さず持っていたい」と言うことなのだ。特にプライベートの週末や海外での行動では実感する。私はポシェットを持ち歩かない。特に海外では「貴重品入れ」のターゲットとなって危険だ。ポケットに入る「これ、1冊」で済む手帳が必要となる。左ページは、1週間のスケジュールが一覧できる。右側ページは普通の罫線入りのページ。ここには、訪問先のアドレス、フライト・スケジュール、パスポート・ナンバー、浮かんだアイデア、レストランの電話番号、その時に進行中の関係者の連絡先、など何でもドンドン書き込んでいく。左の日付との整合性など気にしない。どちらかのページが先行しながら進んでいくが、不思議と1年終わってみると、左右の使用ページが一致する。これがホントの「帳尻が合う」ってことなんでしょうかね。(笑)

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