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November 12, 2005

アケビ ひっそりと果実は熟す

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アケビ(アケビ科)
果実は秋の山の珍味。果皮のみそ焼きも味がある。といっても、果実だけがアケビの身上ではない。多目的植物で、春の若菜はお浸し物やアケビ茶に、つるは薬用。利尿作用があり、漢方の木通は、小水が通じるつる木に由来。江戸時代は種子から油を採った。つるのアケビ細工はミツバアケビが向く。
『花おりおり』湯浅浩二・著

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カリンに次いで、大きい実の第2弾。アケビである。上記の説明にもあるが、アケビは多目的植物だそうだ。主に食べたり薬としての説明があるが、実は我が家のアケビの役割は、また別である。それは「木陰を作る」である。ひさしに針金を張って、つるが絡むようにしてある。春から夏にはアケビの葉が生い茂り、部屋に入る太陽の光を調節してくれる。冬には葉が落ち、日光が差し込む。写真の木の幹は、ヤマボウシ。緑の葉はハニーサックル。そして実はアケビ。3種の混合体植物なのだ。(^_^;; だから普段見過ごしてしまいがち。そんな時に、ふとアケビの実を見つけると新しい発見をしたような気持ちになり、うれしくなる。

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