能舞台のあるステーキレストラン
立派な能舞台である。これがまさかステーキレストランのなかにあるとは、誰も想像しないだろう。ここは兵庫県三田市にある『三田屋本店〜やすらぎの郷』である。10数年ぶりに訪ねてみた。
レストランの中も能舞台も当時と何も変わらないが、周囲にはたくさんの高層マンション建ち並び、たいへんな様変わりであった。
こちらのお薦めは、ステーキの前に前菜として出てくる「自家製ロースハム」である。三田屋本店創主・広岡償治が本場ドイツで学んだ技術がルーツとなっているそうである。見た目、コッテリそうだが、ニンジンをベースにしてスッパリとしたソース。水にさらしたタマネギのスライス。ハムと一緒に口に入れると何とも言えない美味しさです。お薦め!また、創主広岡償治は、「三田青磁」の復元に成功した。この地域は江戸時代に「三田青磁」として有名な産地であった。お料理の器はすべてその「三田青磁」である。
ステーキレストランの紹介なのに、メインディッシュの紹介が最後になってしまった。(写真撮るのを忘れて、少し手を付けた後に撮影)(^_^;; 。熱く焼けた鉄板に、ほどよいサイズにカットされたお肉が音を立てながら登場する。スライスしたニンニクがたっぷりと脇を固める。ここでもスライスのタマネギが活躍する。お肉にニンニクとタマネギを絡めて、一口でパクッ! 最高!(^_^)/
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Comments
但馬に帰ってくる前、給料が出ると同僚と一緒に、近くの三田屋でランチコースを食べました。
ソバよりは高いけれど(昼定食の倍ぐらい)中身と雰囲気の割に安い値段でした。
まだやっているのかな。
正右衛門
Posted by: 萬屋正右衛門 | October 11, 2005 03:58 PM
たじまもりさんの蕎麦グルメも興味深く読ませていただいています。
注文したのは、「定番・ヘレステーキ(5800円)」です。たびたび食事に行こうと言うお値段、メニューではありません。でも、家族の何か記念日や気分転換に一度行ってみてください。周りのテーブルの人たちを見ると、家族連れが多かったですよ。
Posted by: KOH | October 08, 2005 09:34 PM
うーむ…
我が屋の蕎麦グルメに対し、そちらはステーキですか。うらやましい。
Posted by: たじまもり | October 08, 2005 08:07 PM