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October 24, 2005

琉球茶房「あしびうなぁ」 美味しい琉球料理と心遣い

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首里城公園の下、県立芸術大学の真ん前に「あしびうなぁ」はある。漢字では「遊御庭」と書く。今回一緒に沖縄訪問した友人のご親戚の方が経営していらっしゃるレストランである。友人は「小さいところで、どうかな?」と謙遜していたが、入り口の前に立った時に、「いいじゃない!」と良いレストランであることを確信した。

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私の友人からみると、甥、姪たちになるのだろう。ご親戚の関係の子供たちがみんなで太鼓と琉球芸能を披露してくれた。一瞬、目の前で繰り広げられている光景が何なのか混乱するぐらいびっくりした。心温まる大歓迎に一同大感激。

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お料理も最高!琉球料理独特の食材、料理が続々と登場する。手前が「豆腐よう」大豆を醗酵させた独特の風味。泡盛とよく合う。右が「みみがー」豚の耳の刺身(茹でてある)をスライスしてある。クラゲのようなコリコリとした食感。あっさりしていて美味しい。左が「地豆(じーまーみ)豆腐」落花生の豆腐である。ゴマ豆腐のようなモッチリとした食感。等、等、等。次から次にお料理が出てくる。那覇に行ったら是非、利用してみてください。次から次にお客さんが来る。どのテーブルも一杯だ。お料理を出してくれるスタッフも気持ちのいい人ばかりだ。

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石崎さんが、ご自宅の隣にあった古い民家とその周囲を買い取り、オープンしたのが3年前。当初、庭は石崎さん自身が手を加え、奥さんがお料理をされていたそうだ。今は、金城良次(オフィスりょう次・代表)さんと共同経営。古いものを生かしながら新しい街をつくる。観光のスポットとしてこの一帯が脚光を浴びつつあるようだ。庭では、まん前にある県立芸大の学生さんが定期的にコンサートを開いているそうだ。「遊御庭」の名の通りである。

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こちらが石崎さん。友人とは義理の兄弟になるそうだ。龍潭通り(首里城の王族や重臣の屋敷、寺院が建ち並ぶかつての中心地)の街づくりにも力を注いでいらっしゃる。県立芸大の学生さん演奏の場を提供したり、ビジネスと文化の接点をうまくプロデュースされている。この地域のリーダーとしてのご活躍を期待しています。この度は、本当にお世話になりました。また、お邪魔させていただきます。

琉球茶房「あしびうなぁ」
〒903−0812沖縄県那覇市首里当蔵2−13
tel 098-884-0035

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