サルスベリ 真夏の花
サルスベリ(ミソハギ科)
樹肌も花もユニーク。花弁は6枚でしわしわ。そのうえ長い柄がある。雄しべは40本前後で6本が長い。夏から秋に長く咲き、漢名は百日紅。元来の花は紅色だったが、白、桃、紫虹色と彩りが増えた。オオバナサルスベリは熱帯アジア産で、葉は大きく長さ20センチになり、バナバ茶の原料にされる。
『花おりおり』 湯浅浩史・著
我が家のサルスベリは元気のよい年とそうでない年がある。今年はどうも良くなさそうだ。木の枝の高いところに咲いているだけで、木の下からは見えにくい。確かに樹肌はユニークだ。そう名前を付けたのもうなづける。会社の横にあるサルスベリ、墓地に古くからあるサルスベリ。真夏に紅色の花が満開だ。春がサクラなら夏はサルスベリだ。
Recent Comments