Keith Jarrett "DEATH AND THE FLOWER"
Keith Jarrett "DEATH AND THE FLOWER"
Keith Jarrett : p,ss,fl
Dewey Redman :ts
Charlie Haden : b
Paul Motian : ds
Guilherme Franco : percussion1.Death and the Flower
2.Prayer
3.Great BirdRecorded on October 9 & 10, 1974
このアルバムを購入した理由は、ユニークなアルバム・ジャケットに目が引かれたからである。レコードを買う時って、以外とそんな理由で買うことが多い。モノクロに近い背景に、真っ赤なバラと深緑の葉。こんなジャケットの中身はどんな演奏だろうと、興味が涌いてもおかしくない。タイトルは"DEATH AND THE FLOWER"解ったようでよく解らない。(^^;; 私のは輸入盤だから良いのだが、邦題の「生と死の幻想」はどうも好きになれない。
この演奏に特別な思いがあるわけではないが、よくよく振り返ってみると度々聴くアルバムなのだ。集中して聴くと言うよりも、どちらかというと、漠然と何かを考えたり、少しだるい身体を休めたり、曖昧模糊とした気分の時に聴くことが多い。
演奏は、キースがソプラノ・サックスや竹笛を吹いたり、演奏者みんながいろんなパーカッションで演奏に絡んだり、捉え所のない演奏が続く。かと思えば、キラキラっと、キース・ジャレットのフレーズが輝き、散漫に感じていた演奏が、グッ、グッっと盛り上がっていく。緊張と弛緩の繰り返しが続く。
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