ハンガーのサイズ 肩幅(w)と厚み(t)
「ハンガーのサイズはどこをどう測ったものか?」と言うご質問をしばしば受けますので、改めてここでもご説明します。『肩幅』の別呼称は「ワイド」、表記は「 w 」。測り方は、上の画像のようにハンガーの左右の先端どうしを直線で測ります。
ハンガーの先端は、丸く複雑な曲線になっている場合が多いですが、ともかく左右の一番突出した部分にメジャーを当てて、測った数字が肩幅(w)である。上の画像では392mmとなります。39.2cmと呼んでも問題はありませんが、ハンガー業界ではmmで伝える場合が多いです。
『厚み』とは、ハンガーの肩先の厚みのこと。表記は「 t 」。肩先の最も厚い(長い)ところを曲線と直角になるようにメジャーを当てて測った数字が厚み(t)である。ちなみに、ジャケット用、シャツ用、とハンガーを分類するときには、この『厚み』によって、おおよその使用向きを決定します。通常、ジャケット用はt=30以上が欲しいところ。それ以下はシャツ用。コート用となると、t=55以上が理想的です。
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