エゴノキ すのーべる??
エゴノキ(エゴノキ科)
存在は、開花で突然知られる。木が白く変貌。『万葉集』巻11に登場の「壱師花灼然」の壱師は、巻10には「山雪の灼熱」の歌があり白花と見られ、白井光太郎博士はこれをエゴノキと同定した。古くは実をつぶし川に流して、魚毒として、魚をまひさせ捕獲。果皮はサポニンを含み泡立ち、洗濯にも。
『花おりおり』 湯浅浩史・著
英語名は"snowbell"と言う。まさに観たとおり、花は「雪の鈴」だ。実は私にとってこの木は特別な存在。約12年前に、私はニフティでメール・アドレスを取って、友人とメールを開始した。パティオやフォーラムに参加した時のハンドル・ネームは、このエゴノキから採った「すのーべる」。このエゴノキを眺めながら、メールをしていた頃がとても懐かしい。まだ、インターネットが普及する前であった。
「野鳥が好む庭にしよう」と考えた時に、私は迷わずエゴノキを植えた。実を食べに秋には多くの野鳥がやってくる。
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