閑谷学校 読書・学問するによし
この記事はどうしても書きたい。高校時代に日本史で学んだこの「閑谷(しずたに)学校」をいつの日か必ず訪問したいと思っていた。それが実現した。
「閑谷学校」は初めから庶民の学校・地方のリーダーを育てる学校として、寛文10年(1670年)に創建された。藩主池田光政がその建設を命じた。現存する庶民を対象とした学校建築物としては、世界最古のものだそうだ。私が感動した理由の一つは、どこかの小学生が(遠足?)で来て、300年以上の歴史を持つ講堂で今でも学ぶことができるからだ。
山に囲まれた閑谷。植林による樹種は変わっても、山のスケールは変わらないはず。そしてこの石組みは「切り込み剥ぎ式」と呼ばれ、300年以上を経った今でも堅ろうな姿をおそらく当時のまま残っている。
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