ブナ ガルトネルのブナ林
おそらく17~18才のブナである。誕生しておそらく3~4年、15cmぐらいの小さな、小さなブナを、自宅が出来た13年前に植えた。ハンガーの材料であるブナの原産地を訪ねて、東北、北海道を旅した時に持ち帰ったブナでした。北海道七飯町(ななえ)にある「ガルトネルブナ林」から頂いた。管理人さんにお願いして、本当に小さな苗を一つ頂き、ビニール袋に土を入れ、水を切らさないようにして持ち帰りました。
植えてから最初の2,3年は、周囲の野草の方が背が高くなり、本当に育つのかとヒヤヒヤ。しかし、5年が過ぎる頃からグングンと成長が早まり、現在は4m近くまでなりました。普通、ブナは、庭木には適していないとされているが、私にとってはハンガーの原材料として、会社や生活を支えてくれた大切な木である。だから、いつまでも大切に育てたい。現在、ヨーロッパのブナを利用していることを考えると、明治のドイツ人・ガルトネルが育てたブナの子孫が、我が家の庭にあるのは何かの因縁である。
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