サンシュユ 陰に隠れて気付かない
サンシュユ(ミズキ科)
別名ハルコガネバナ・アキサンゴ。享保年間(1720年頃)に渡来した。高さ5~15mになる。樹皮は帯褐色で鱗片状にはがれる。葉は長さ3~10cmの卵状楕円形で、先は鋭くとがる。裏面はう有毛で、主脈の基部に褐色の毛のかたまりがある。3月頃、葉に先立って枝一面に散形花序をつけ、黄色の小さな花を20~30個密に開く。
『日本の樹木』 山渓カラー名鑑
裏庭の塀際に植わっているサンシュユ。ツバキの陰に隠れて注意してみないと気付かないことが多い。落葉樹は春に花を咲かせ、秋には実をつけるのが多い。そう言えば、秋から冬にかけてこのあたりを歩くと、野鳥が驚いたように飛び去るのを何度も見たことがある。野鳥はどこに何があるかよく知っている。
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