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April 02, 2005

ウメ  祖父が育てた老木

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ウメ(バラ科)
サクラと同属だが、対照的に咲き方も散り方もゆっくり。サクラに乏しい香りもある。『万葉集』では119首詠まれ、サクラの2倍以上。『古今和歌集』で逆転するが、『枕草子』では、なおウメが優勢。ウメの字は母の字を含む。中国ではつわり時に果実を食べ、観賞より食用が先立つと知られる。
『花おりおり』 湯浅浩史・著

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今の庭は13年前に出来上がった。それ以前は、祖父が庭の手入れをしていたのだが、その祖父が亡くなったのと、自宅を新築したのを機会に大改修を行なった。このウメは、おそらく私が生まれる以前から庭にあった老木である。ずっと手入れをしてきた祖父の姿を思い出す。

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